お客様のJA22 K6Aです。
JA22のK6Aはトラブルが多いのは事実です、キャメルオートのお客様にも出ました。「燃焼温度の異常な上昇」による
排気バルブの溶損です。
下の写真の2番シリンダー右側の径の小さな方がEXバルブ、上のほうの変形がお解りでしょうか?
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見やすくと思い!アップにしたらピンぼけでした
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でも何故この手のトラブルがJA22に多いのでしょうか?
特別チューンしたわけでも無いし、過酷な使い方してらっしゃった訳でもないのに?
下は組み上げている最中のショットですが、排気バルブ6本総て交換します、因みに全部キャメルオートのクレームで少々痛手ですが

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ネットで色々調べてみました、JA22は歴代ジムニーの中でも
もっともギアレシオがハイで駆動系の抵抗や重量が重い為、発進時の大きな負荷がエンジンに掛るとか。
結果、聞き取れないほどのライトノックが出て(これを回避するには粗悪ガソリンを避け、出来ればハイオクガソリンの利用を勧めていました)異常燃焼に近い状態が続きバルブに熱ストレスが集中するのでは、と書かれています。
ん~なるほどですね。